クラウドサービスで安全にファイルを送受信する

「PPAP問題」をご存じですか？

PPAPとはパスワード付きのZIPファイルをメールに添付して送信後、 別メールでパスワードを追送信するセキュリティ対策手法を指します。

このメール送信方式によるセキュリティ対策は効果の低さが問題とされています。

というのも添付ファイルとパスワードが同じ通信経路 （メール） で送られるため、両方の中身を盗み見できる可能性が高く、さらにZIPファイルはウイルススキャンができないのでマルウェア （悪意のあるプログラム） の侵入を許してしまう可能性があるからです。

とは言え、取引先との簡単なデータの受け渡しを、USBやHDDに格納し、毎度バイク便で届けるという訳にもいきません。

そこでご紹介したいのが、クラウドサービスによるファイルの共有です。

クラウドサービスを利用すれば、添付したファイルは直接メールで送られず、自動的にファイルがクラウドストレージ上にアップロードされ一時保管されます。その後、相手には本文とダウンロードURLのみが届きます。 相手のメールアドレスが確認できれば認証コードが届き、 ファイルをダウンロードできるという仕組みです。

この仕組みは「ファイルとパスワードが違う経路を通る」こと と 「ファイルのウイルススキャンができる」 ことで、高いセキュリティを実現します。

またメールでは添付できなかった大容量ファイルにも対応していますので、大量の顧客情報や編集・デザインデータ、作業・操作手順の説明動画なども送受信が可能になります。

よりセキュアな環境によるデータのやり取りをお考えの方は、お気軽に「お問い合わせ」からご連絡ください。