インターネットで情報発信する
近年、インターネットは利用者の世代間格差も縮小し、幅広い年齢層で利用されています。またスマートフォンによるインターネット利用率も高い割合で推移しています。
その結果、消費者の動向はインターネット中心の情報収集へ変化しています。
検索エンジンの多用、Twitter・InstagramなどのSNSによる情報共有が当たり前の時代です。
それで、これから「会社を立ち上げます」「新規事業を始めます」といった場合、情報発信する最も適した手段はインターネットだと言えます。
多くの企業が導入する「ホームページ」を例にインターネットの活用方法をご紹介します。
ホームページのいろいろな役割
ホームページは、24時間365日、情報を発信し続けるというメリットがあります。逆に言うと古い情報のままだとデメリットになりかねないと言うことです。
それで、ホームページを作る前段階で重要なのは、ホームページの役割・目的を明確にし、運用方法をしっかりと検討することです。
ホームページは作り方によって、いろいろな役割を担うことができます。
〇広告宣伝
自社のプロフィールや商品やサービス内容を知ってもらう役割。ホームページはインターネット上の「看板」になります。
〇人事
求人情報を掲載してスタッフを募集していることを知ってもらう役割。採用担当者からのコメントや先輩社員やスタッフの様子をホームページに掲載することで職場のイメージを発信できます。応募フォームを設置することで人事担当としても活用できます。
〇広報
社内・社外問わず、会社の出来事やニュースリリースを発信することでの広報としての役割。
〇新聞・ニュースレター
ブログ機能を使い閲覧者に向けた新着情報を発信する。自社独自の新聞やニュースレターとしての役割。
〇事務局
地図を掲載することで会社やお店がある場所を案内する道案内の役割。サービスの申し込み方法を掲載することによる事務担当の役割。またセミナーやイベント開催の告知や申し込みフォームを設置することで自動受付をする事務局の役割。
〇店舗
取り扱い商品をホームページ上で販売することで、店舗の代わりに売買する役割。ネットショップという仕組みを使えば日時や場所に関係なく、全国各地へ商品を販売することが可能になります。
〇営業
問い合わせが来たり、資料請求の依頼が来ることによる営業としての役割。
〇サポート
サービスや商品に関して、良く聞かれる質問をQ&A形式にして掲載しておくとホームページが解説してくれるというようなサポート担当としての役割。
どんな目的でホームページを作成するか
ホームページは目的によって作成の仕方が違います。例えば「名刺」としてのホームページと「集客」のためのホームページでは取り組みや設計が大きく変わります。
〇名刺
必要最低限の情報のみ発信する目的の場合、会社名・運営者情報・所在地・連絡先や事業内容などを簡潔に掲載します。
〇販売促進・集客
販売促進や集客を目的とする場合、具体的に「問い合わせが来る」「資料請求が来る」「電話が来る」「商品を購入してもらう」「来店してもらう」などのアクションに結びつけるように設計します。
〇パンフレット・カタログ
紙のパンフレットやカタログの代わりにホームページに掲載する目的の場合、営業ツールとしても活用できます。
〇求人・リクルート
役割としても紹介しましたが、求人を目的とするホームページも増えています。販売促進・集客や名刺と大きく異なり、必要なコンテンツも就職や転職希望者へ訴求するように作成します。
〇リスト獲得
見込み客のメールアドレスや申込者の情報を獲得することを目的とする場合、メールマガジンに登録してもらう、名前や住所を入力してもらい資料を送付するなどの仕組みを設計します。
企業ホームページの役割と目的を知り上手に活用する
ホームページにはさまざまな「役割」と「目的」があり、企業が違えば目的が違い、目的によりホームページの作成方法も変わります。また対象者を明確にすることも重要です。対象者が明確だとデザインの方向性も見えてくるでしょう。
ホームページは、24時間365日、情報を発信し続けています。常に最新に更新し続けることが理想です。「役割」と「目的」がはっきりすれば、必要な運用方法も明確になり、継続してホームページの効果を成長させることができます。
ホームページは開設しただけでは成果を出してくれません。たくさんの閲覧者を獲得して初めて情報が拡散します。その結果、ページが読まれる回数が増え、問い合わせに繋がり、見込み顧客となり、さらにアプローチを続けることで、来訪者が顧客化するのです。そのためには、ホームページが企業と共に成長することが不可欠になります。
ホームページを開設したいけど専任担当を配置できないなどでお悩みであれば、お気軽にお問い合わせください。
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